熟成肉の格之進

一関市 × 格之進

岩手の一関をブランディングする 地域創生会談

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うまいもん!まるごといちのせきの日

千葉:「うまいもん!まるごといちのせきの日」を地方創生に繋がる事業として3年以上、勝部市長、岩渕次長を始めとした行政の方々、生産者の皆さん、私たち商業者が一体となって活動したことで、参加者の皆さんが非常に興味を持って頂き、一関へのインバウンドが目に見て分かる状況まで来ました。

最近は生産者が新たな可能性を感じており、本当にやってきて良かったなと心から思っています。 そこで、勝部市長から「次のフェーズのテーマ」を教えて頂きたいのです。

勝部市長:これは、なかなか難しいテーマだよね。 この会が上手くいっている要点は、ターゲットを絞って、しっかりとした信頼関係を作り上げてきているということが今に繋がっています。その部分を大切にして育てて行きたいと思っています。

千葉:参加者の皆さんは、地方創生に対する興味・関心が非常に高いという印象です。
まずは、面白いことをやっているということ。二つ目は、本当に可能性があると思って頂いているということ。本当にありがたいことだと感じております。 私は、これから色々な物事をどう組合せをし、プロモーションして一関をブランディングしていくか。といった所が、次のステージなのかなと思っています。
私も皆に自慢して言うのですが、一関には地ビールまつり餅フェスタバルーンフェスタなど、
日本を代表するイベントが沢山あります。これは、一関にとってすごい強みだと思っています。

勝部市長:地ビールまつりに関して言えば、実は日本人で最初にビールを飲んだのは一関藩出身の大槻玄沢なんです。幕府に命じられ、フランスの資料をオランダ語に訳し、更に和訳して幕府へレポートを出しています。その中のある章に、ビールについて書かれています。その地で、地ビールまつりをやっているということ。
なぜ一関がこんなに地ビールなの?となった時に、「当然でしょ、これがあるから。」ということが言えるんですよ。

岩渕次長:ドラマが有って良いですね。

千葉:ああ、なるほど!

勝部市長:「ただ単に美味しい」だけでなく、「ああ、なるほどね!」という裏付けが出来る因縁めいたものを、ストーリーへしっかりと組み込んで発信していく。そういったところが、次のステージへのヒントかなと
思って一生懸命探しています。

岩渕次長:来て頂く要素っていうのは本当に重要で、
来てくれた人が大満足で帰ると、次の時に、家族だったり友達だったり新しい人を連れて、また来てくれるんです。

千葉:たしかに。本当に小さいことですが「For You」なんですよね。少し顔を出してくれるとか、本当にちょっとした人間味の所が、すごく嬉しいんです。 本当に次のフェーズに来ているなと思っています。せっかく参加者側が温まってきているので、あとは受け入れ側をしっかりと整備していかなくてはいけませんね。

一関市の地域創生事業について

千葉:廃校となった門崎小学校を活用して、弊社では地方創生事業に挑戦したいと思っております。
事業内容は、ハンバーグ工場を基軸として、地方創生をベースとした色々な食の体験や、食の新しい価値を発信することを本気でやりたいと考えています。 他には、その商品の価値を引き上げてくれるようなデザイナーさんにご協力頂いて、市場に対する物の価値の伝え方といったことが訓練できるワークショップなども考えています。
そして、生産者の方々が一体となった、一関フードブランディング協議会を、今後さらに活発にしていき、一関の全体的なイメージとして食をブランディングすることを計画しています。

勝部市長:ILC(国際リニアコライダー:International LinearCollider)の招致にあたって、関連して考えているのが「世界農業観光公園」。これを北日本エリア初として一関でものにしようと思っています。市では世界農業遺産にも手をあげていますし、国際研究機関が来ますから、とても良いタイミングなのです。
前沢/生母、平泉/長島、一関/舞川。その延長線上の須川パイロットに農業観光公園を作ろうと考えています。
そうすると、海外の修学旅行や、研修旅行の方々が、平泉だけでなく日本の農業も見て、体験も出来るわけです。
第一次産業のあり方も、今の形から変わっていくと思います。

千葉:なるほど!観光農業公園。その事業は素晴らしいですね!
生産側も、作っている物の価値がどうしたら引き上がるのかを考えていく場が必要ですね。
農業は大変だと思っています。手間のかかる作り方は、単純計算すると、15年後には最低でも10倍以上の価値でないと、物が作れない状態になっていくと思います。

よく皆に言うのですが、「川崎町の中学の同級生の数ですが、うちの父親が1935年生まれで約200人。私が1971年生まれで67人。うちの娘が2006年生まれで、彼女が中学生になると同級生が18人のエリアです。これから30年経ってみてください。彼女たちが40代になった時に、今住んでいる4,000人の町はどうなっていると思いますか?1,000人切ってしまいますよ」と。

勝部市長:日常、食材を消費する人が減ってしまうということは、これまで消費してきた農畜産物が要らなくなる。または余るということです。そうなると他へターゲットを持って行かないと、作ったものが全部捌けなくなります。
一つ、心に残った言葉があります。一関市とベトナムのホーチミンとは20年前から交流があり、そこの貿易大の学生が毎年5人ずつ一関にホームステイしています。そこの卒業生が語った言葉です。
「日本から野菜を持って行くと鮮度が落ちてしまうので、日本の技術をホーチミンに持ってきて野菜を作ったらどうですか?」と。
「Made in Japan」という言葉がよく使われますが、学生が言ったのは「Made with Japan」ということになりますね。そういった部分で活路を見出していかないとだめだなと思いました。

千葉:格之進のハンバーグを、日本一、世界一のハンバーグにしたいと思っていて、海外から、肉の聖地(工場)に向かってやってくる。みたいなこともやろうと思っています。そうした時に、一関を中心に岩手をぐるりと回ると、卵の産地はここだよ。パン粉はここで作っているよ。豚肉はここで飼育されているよ。というように一つの観光ができてしまうんです。 ディズニーランドは同じファンが何回も行っているんです。だから、この地域を一つのアトラクションとして考えた時、一関の色々な所にイベントを仕込んで、リピートするような仕組み作りを、どう一体となって考えていくのかが重要だと思います。

勝部市長:「私はもう行ってきたよ」と誰かに自慢気に話せるかどうかですよね。これが次々に膨らんでいくんです。 いずれ、今までも地方の活性化、今で言えば地方創生という言葉が前面に出ておりますが、古くて新しいテーマですよね。 国が笛を吹いて太鼓を鳴らして、地方が踊るという図式をどれだけ払拭出来るかです。地方がどれだけ独自性を強く言えるかが重要なのです。

千葉:もう既に、一関市自体をブランディングしていくというところをやられていると思います。 小学校の廃校利用について長期計画を組んで結果を出していきます。みなさんの信用があってこのように進んでいることですので、今後もいろいろな形でアドバイスを頂きながら、成功事例になれるよう頑張りたいと思っておりますので、これからもどうぞ宜しくお願い致します。 本日は本当にありがとうございました。

勝部市長:地域の方々の期待もだいぶ大きいと思いますので、是非また一つ宜しくお願いします。


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