当日返しの場合は、5000円、１万円の参列者が多いと思われるので、3000円前後のもので、なるべくかさばらないものを選びます。お茶、のり、タオルなどが定番となっています。
そのため、最近ではお茶は弔事に贈るものというイメージが強くなってきており、お祝いやプレゼントには向かないものになっているので、お茶を贈る場合は相手やラッピングなどを考えて選んだ方がいいでしょう。
また、葬儀業者より、香典返しのリストや紹介などがあるので、それを活用する方も多いようです。
高額の香典をいただいて香典返しの品を送る場合は、喪明けに挨拶状とともに返礼品を送ります。いただいた金額の1/2〜1/3くらいのものを贈るのが慣例です。贈り物は、原則、生ものや四つ足のものはNG、消えて無くなる消耗品が良いとされています。 カタログギフトは、送る方も受け取る方も便利で人気。デパートや通販サイトなどをチェックするとよいでしょう。
当日返しの方には、挨拶状のみを送れば大丈夫です。

熨斗は、黒白の結び切りで、表書きの上には「志」、下には喪家の名前を書きます。関西では、黄白結び切りで、表書きは、「満中陰志」または「忌明志」、下には喪家の名前の場合もあるようです。その地域のより慣習があるので、確認して下さい。