1999年に創業した格之進は、本店が岩手県にあり、肉学校(精肉工場)兼本社も岩手県にあります。
岩手県は、日本の中でも3本指に入るほど一次産業(農業・酪農畜産・林業・漁業など)が盛んで、非常にサステナブルな環境にあり、地域の生産者との繋がりが深い格之進は、お肉やお野菜、塩などの調味料も岩手県産を積極的に利用しています。
こんにちは。格之進の“肉おじさん”こと千葉祐士です。
いつも格之進オンラインストアでのお買い物、格之進レストランでのお食事、ひいては株式会社門崎を応援していただき、誠にありがとうございます。
冒頭でもお伝えさせていただきましたように、今回、格之進を通じて、あなたが生産者(農業)を支援できる、Kakunoshin Community Supported Agriculture を第一に考えた「格之進お肉頒布会」を開始することとなりました。
サステナブルブランドとも言える格之進のCSA(Community Supported Agriculture)実績は、複数のテレビや雑誌などのメディアにも取り上げられていますので、あなたもご存じかもしれませんが、格之進でのお食事やお買い物は、岩手県の生産者の糧となっています。
今でこそ「SDGs」という目標が掲げられ、多くの人たちや企業や店舗が環境を配慮した消費を考えています。そのような中、格之進はまだ「サステナブル」や「エシカル」と言った用語が世間に浸透する前、1999年の創業当初から岩手県に貢献するための事業活動を行ってきました。
わかりやすいところでは、廃校になった小学校を取り壊し前にそのまま格之進肉学校として精肉工場に変えてしまったことや、フードロス防止のため牛を一頭丸ごと購入、余すことなく使い切っているというところでしょうか。
これからご紹介させていただく格之進お肉頒布会もその一環で、頒布会会員様には岩手の食材の素晴らしさ・美味しさが伝わり、それを見て生産者の方々が喜び、より良い農産物の生産に励む...このループを生み出すことを第一目標とし、
さらに持続的に子供や孫の世代までずっと続けていけることが私達の理想です。
また、全国様々なレストランや店舗、運営企業が同じ考えで「RCSA(Restaurant Community Supported Agriculture)」を意識していくことが、岩手県だけでなく日本全国の地方創生には欠かせないと考えています。
この考え方を拡大させていくためにも、あなたにも格之進お肉頒布会&岩手県を応援していただけましたら幸いでございます。
■インターネット関連
■新聞・雑誌
■テレビ
一例、順不同
※ 格之進店舗取材なども含まれます。
1999年に創業した格之進は、本店が岩手県にあり、肉学校(精肉工場)兼本社も岩手県にあります。
岩手県は、日本の中でも3本指に入るほど一次産業(農業・酪農畜産・林業・漁業など)が盛んで、非常にサステナブルな環境にあり、地域の生産者との繋がりが深い格之進は、お肉やお野菜、塩などの調味料も岩手県産を積極的に利用しています。
岩手の農家さんたちへの最大限の還元を目指しているため、可能な限り、岩手の生産物を直接農家さんから仕入れています。
レストランでもオンラインでも多くの方に格之進をご利用いただくことで、農家さんたちから仕入れられる量も増えていきますので、
・お客様は、おいしいお肉やお野菜を食べて笑顔になれる
・生産者は、自身の農産物をたくさん食べてもらえて笑顔になれる
格之進の活動は、農家さんたちが安心して生産活動に従事できるよう、お客様との支援の輪を作り、それを大きく広げていくことに繋がっています。
こうした事業活動を通して、ゆくゆくは格之進で利用する食材を100%岩手県産で賄うという目標があります。
現状、
全てのハンバーグに使用している塩麹(塩・米・麹)を筆頭に、卵・牛乳・小麦粉は、岩手県産使用率100%を達成しています。
お肉につきましては、豚肉は岩手県花巻市の「白金豚」のみを使用していますが、国産牛はまだ課題を残していまして、原則岩手県産で、注文が増える時期はやむを得ず他県の牛肉も使用することもあります。
また、黒毛和牛はそもそもの生産頭数の問題などですべて岩手県産というのは難しさがありつつも、国産牛全般、岩手県産使用率100%に向けて活動しています。
ここで少し生産者目線のお話をさせてください。
農産物の生産はすごく時間のかかることです。
出荷できるようになるまでに早い野菜でも1ヶ月、豚は半年以上、牛は1年以上かかります。
にも関わらず、その長い年月をかけて生産した農産物が売りさばけるかどうかは別の話です。
近年岩手県は自然災害が増えていてその影響を受ける可能性、販売代理店が別の農家に乗り換える可能性、卸している店舗が店仕舞いしてしまう可能性、様々な不安要素があります。出荷までに時間のかかる農産物ほどそのリスクが大きくなります。
格之進ではその生産者のリスクを背負うべく、生産者の方々との間で、半年~1年前に仕入れ量を約束しています。
例えば、お米なら田植え時期(半年ぐらい前)から仕入れ量を確約していて、豚肉(白金豚)なら1年前から生産調整してもらっています。
生産者としては、予定して生産した農産物が売れないということはありません(格之進がすべて購入します)。
生産者の売上を生産前から確約することで、持続的な生産の協力をしています。
フードロス削減がなぜ生産者支援となるのか?
牛肉を例に挙げてみます。
牛は部位ごとに人気や需要に差がありますので、例えば、ロースばかり買い求められたら、牛の生産者はロースを切り取った後、残ったお肉の行き先を探さなければなりません。
そうすると、生産者の負担が増えるばかりか、売れ残ったお肉は損失となってしまい、売上も確保できずにその後の生産体制にも影響がでてきます。
流通段階で食品ロスが生まれるということは、生産者の大きな負担となってしまうのです。
これを解決するのが格之進肉学校(精肉工場)と、創業当時から続けている『枝肉一頭買い』になります。
格之進では、牛肉は部位別の仕入れではなく一頭丸ごとを仕入れています。そしてハンバーグなどの加工商品を含め、いただいた牛の命を余すことなく使い切っています。
一頭買いでフードロスを減らすことは、生産者の負担を減らし、活動を維持可能とすることにもつながっています。また、一頭使い切ることで牛に対する真摯な姿勢にもなるとも考えています。
このような考えの元、岩手からの仕入れがありつつ、六本木や渋谷などの東京中心部にある格之進の店舗で販売を行っています。
東京のお店は、岩手の食材・格之進の味を体験していただきたいという気持ちの一方で、「一関のショールーム」的な立ち位置でもあると考えています。岩手の生産者の想いや一関の魅力をお客様へ発信していく、“ハブ”としての役割も担っているのです。
余談ですが、過去には、一関の生産者・一関市役所・格之進の共同で「うまいもん!まるごといちのせきの日」というイベントを開催しました。
生産者が来場者に自慢の特産品を直接紹介しながら、一関の「うまいもん」を堪能できるイベントで、これをきっかけに一関の魅力を知り、何度も来県される方もいらっしゃいました。
会場にはもちろん格之進の店舗を提供し、「一関と東京を食で繋ぐ 岩手を世界に届ける」という考えを体現させました。
岩手県産の材料を使用して岩手で作り、それを全国各地に届けることで、岩手の生産者に還元できる「地方創生」のスタイルを確立、これが【Kakunohin Community Supported Agriculture】です。
私たち格之進の事業活動ひとつひとつが線となって、
岩手県への還元につながっていることが少しでも伝わっていましたら嬉しいです。
ここで今回の本題、頒布会のお話をさせていただきます。
格之進お肉頒布会は、今まで以上に岩手県の農家・生産者の方を支援、
また会員様に最大限の還元をできるような4つの特徴を設けました。
一頭買いをする格之進ならでは、牛丸々一頭を82の部位に切り分け、各部位が一番おいしく味わえる処理の仕方で熟練の肉職人がカットします。
厳選肉箱の中身には、他ではなかなか味わうことのできない希少部位、格之進オンラインストアでも販売していない非売部位を入れることもあり、毎月プレゼントが届くようなわくわく感も味わえます。
また、一般的な定期販売や定期便、サブスクでは、ほとんどの場合毎月決まった質量や12ヶ月ごとのサイクルでお届け商品が決められていますが、格之進お肉頒布会の肉箱は、毎月中身を厳選、全く同じ組み合わせは二度とありません。
※ 詳しくは後ほど説明させていただきます。
上でも説明させていただきましたように、格之進の活動は岩手県の生産者の支援につながっています。
頒布会も例外ではなく、会員様に「おいしい」を届けながら生産者への支援も拡大していきます。
「消費者が喜んでくれるもの」と「生産者が作りたいもの」がうまく交わることが持続的な消費と生産には必要だと考えていまして、格之進お肉頒布会はその“交差点”の役割とも言えます。
ビジネス的なお話をさせていただくと、頒布会のような形態は、単品販売や店舗への来店とは違い、先を見通しやすいです。オンラインストアや店舗での売れ行きを想定し在庫をかかえるより、確実に仕入れ量を増やすことが可能で、支援の輪もより拡大されていきます。
格之進の事業活動は、創業当初からSDGsの達成に向かっています。
特に【生産】【消費】の箇所はピンポイントで、格之進のすべてのお買い物・お食事は、持続可能な消費となり、お客様は次の生産に投資していることになっていると言えます。
このループを生み出しやすいのが、まさに頒布会のようなサブスク方式で、継続式だからこそ、生産者へ次の生産の確約がよりできることになります。
格之進お肉頒布会では、SDGs目標12「つくる責任、つかう責任」の部分で、【持続可能な消費と生産】を達成していきます。
【サステナブル】【持続的】などと言ってしまうと、継続を押し付けていて退会できない、しづらいように感じてしまうかもしれませんが、退会は基本的にいつでもOK(申込後1回の配送は必要)となっています。
一般的な頒布会などは、月一サイクルで6回・12回などの回数縛りがあったりしますが、もし1回分の肉箱だけがほしいなどという場合は、お届け後に退会処理をしていただけましたら何のペナルティもなく退会できます。
※ 詳しくは後ほど説明させていただきます。
続きまして、頒布会に参加いただいて手に入るものをご紹介させていただきます。
肉箱参考
肉箱を簡単にまとめると・・・
オンラインストア通常価格で合計20,000円相当のお肉を毎月厳選してお届けします。
表向きには販売していない厳選肉箱のためだけにカットした希少部位も入る可能性がありますので、価格は目安となりますが、
頒布会費以下の損になる詰め合わせになることは絶対にありません。
上に掲載させていただいている肉箱は一例ですが、お届けさせていただくお肉の量や価格帯は大きく変わりはありません。
※ 上の掲載写真は個数やグラム数を合わせていませんので多少ズレはあります。
内容量は、明確に『何人前』とは決めていませんが大体4人前~6人前ぐらいを目安にしています。
お肉は基本的には冷凍された状態でお届けしまして、ハンバーグ等の加工品は2~3ヶ月、精肉は1ヶ月前後保存できます。
ですので少人数の場合は数日に分けてお楽しみいただいたり、毎日少しづつという使い方もできます。
また、頒布会の肉箱は毎月テーマを決めています。
ただの定期購買とは違う格之進お肉頒布会は肉箱だけではありません。
すべての方へお肉、格之進、岩手県が素晴らしいものだと感じていただけるように、豪華特典をつけさせていただきます!
黒毛和牛から創り出した格之進オリジナル(商標登録済み)の調味料です。
たった数滴つけるだけで、焼き肉・ローストビーフ・ハンバーグなど、調理されているはずのお肉の【旨み】【風味】【味わい深さ】が一変します。普段とは違う“お肉の表情”を感じることができること間違いありません。
実は岩手県の結晶が詰まっているこの牛醤。これを一回でも味わっていただきたいため、今回頒布会にご参加いただける方にプレゼントさせていただきます。
※ この特典は予告なく終了する場合があります。この表示があるうちは第1回目の配送に同梱させていただきます。
格之進がどのような活動を行っているかを、会員の皆様にお伝えできればと思い、頒布会通信と称した情報誌(Webサイト版)を毎月発行していきます。
・肉箱に入っているお肉を説明する「今月の肉箱」
・肉おじさんの生態を知れる「今月の“とある一日”に密着」
・格之進に関係した「生産者インタビュー」
・開催したイベントや今後の「イベント案内」
これらを中心に掲載しまして、毎月1回、肉箱到着日に閲覧用のURLをメールにてお送りさせていただきます。
些細なものですが、頒布会の継続月数6ヶ月ごと(6ヶ月目、12ヶ月目、18ヶ月目...)に、
通常の肉箱以外の、お肉・岩手に関係するプレゼントをご用意しています。
※ 一度退会後に再入会された場合、ランクは始めからとなります。
※ プレゼントの内容は時期や人数によって、その時々で異なります。
忘れた頃に届くプレゼントを楽しみにお待ちいただければと思います。
不定期にはなりますが、頒布会会員様限定のイベントを企画/開催していきます。
過去格之進で行ったイベント例としましては、
・お肉解体ショー
・岩手一関見学ツアー
などがあり、今後の企画案としましては、
・牛一頭丸焼きの会
・熟成肉食べ比べ放題
・格之進肉学校ハンバーグ工場見学、ハンバーグ作り体験
など、格之進お肉頒布会会員様だけが参加できる、盛り上がること間違いない楽しいイベントを企画していきます。
※ 参加権ですので別途参加費や移動費はご負担いただく予定です。
肉箱だけの価格で見ても、オンラインストア販売価格で約2万円分のお肉を月14,000円にてご提供させていただきます。
価格だけを見てしまうと1万円以上で決して安くはないと思うかもしれませんが、格之進は食事だけの顧客単価が平均5,000円前後となりますので、2~3人来店でお食事いただいたときと同等の価格となります。
そして、肉箱の内容としましては、レストランの中でも高価な部類のお肉も入りますので、同じお肉をこの価格では提供できません。
格之進お肉頒布会がこの価格で実現できるのは、
計画的な仕入れでフードロスを防げる、受注生産とも言えるような形を取れるからです。
「いつ」「なにが」「どれくらい」必要であるか、
ということを明確にすることで、必要なものを必要なだけ計画的に仕入れることが可能になり、フードロス削減が実現します。
それが持続可能になると、“価格を下げる”という形でもお客様へ還元することができるのです。
また、月額とはいえ、いつでも退会OK(※詳しくは後述します)ですので、厳選肉箱を単品で購入したと考えても、ものすごいお得な価格になっています。
食事の支度を手早く済ませたいときも、ご褒美や記念日のディナーにも、肉箱を活用することができます。
お支払いと配送につきまして少し注意点がありますのでご説明させていただきます。
■配送につきまして
肉箱は毎月20日に到着するように配送手配いたします。
※ 到着場所や状況によっては、少し遅れる可能性があります。
岩手県の格之進肉学校からの配送となりますので、特に冬場は天候状況に左右される場合があります。
初回のみご注意いただきたいところが、
毎月10日を締日としまして、その月の20日に肉箱が到着するように手配いたします。
(11日~19日までに参加いただいた方は、翌月20日が第一回目の配送となります。)
■お支払いにつきまして
一度お申し込みいただきましたら毎月の自動処理をさせていただく都合上、
決済方法はクレジットカードのみとなります。
毎月決済されるタイミングは発送完了時となりますので、肉箱が届かないのに決済だけされてしまうということもありませんのでご安心ください。
■退会につきまして
退会は初回配送完了後でしたらいつでもできます。
1年縛りなどもありませんのでもちろん解約金も不要です。
注意点としまして、退会の締日も毎月10日になります。
11日以降に退会申請されましても、当月は注文確定されまして20日に肉箱が届きますので予めご了承ください。
退会の申請は、会員様メール内に退会リンクの記載がありますので、そちらから退会フォームへ移動し送信していただく形となります。
以上がお支払いや配送に関しましてになりますが、
もしお申し込みにあたりご不明点がございましたらオンラインストア関連のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
「Community Supported Agriculture」の頭文字を取った略語で、
『地域支援型農業』と呼ばれ、地域(支援者)が農業をサポートする取り組みのことを言います。
はい、1つだけとさせていただいております。
はい、内容を選択することはできません。
明確に『何人前』とは決めていませんが大体4人前~6人前ぐらいを目安にしています。
ハンバーグ等の加工品は2~3ヶ月、精肉は1ヶ月前後保存できます。
はい、可能です。オンラインストアへ移動後、個数を選択してカートに入れてください。
利用できません。決済方法はクレジットカードのみとなります。
頒布会のお申し込みの際にはクーポンは使用できません。
できません。毎月20日にお届けいたします。
できません。次回のお届けが不要になる場合には退会扱いになります。
また、再入会の場合は、価格・特典等も再加入時の案内の通りとなりますので予めご了承ください。
できます。締日である10日までにマイページから住所変更をしますと、その月の20日のお届けから変更後の住所にお送りします。
最後に・・・
「消費を通じて農業や食を支えていく」という意識が消費者に広がることで、生産者の未来も明るくなります。
お肉と真剣に向きあい続けてきた私、千葉をはじめとした格之進一同は、“お肉のプロ”と自負していますので、お客様を喜ばせながら消費していただけるお肉のご提供ができます。
つまり、格之進のお客様は美味しいお肉を食べて笑顔になり、それは無意識のうちに岩手の農業を支えていることになっているのです。
格之進お肉頒布会も例外ではなく、会員様には格之進の名に恥じない極上のお肉をご提供、また肉箱だけでない価値の還元をさせていただき、それにより岩手の生産者からの仕入れ量の増加、生産者への支援をお約束します。
心から参加してよかったと思っていただけるよう、格之進お肉頒布会を盛り上げていき、
岩手の生産者・会員様・格之進、三方良し、Win Win Winとなるよう努力していきます。
長くなってしまいましたがお読みいただきありがとうございました。
またいつも格之進を応援していただき、本当にありがとうございます!
あなたの格之進お肉頒布会のご参加、心よりお待ちしております。