それぞれの仕事への想いと一関の未来
ジャズ喫茶『ベイシー」のマスターと熟成肉のプロが一関の未来を語る
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国内外から多くの人が訪れる伝説のジャズ喫茶「ベイシー」そのマスター・菅原正二氏は、生粋の一関人であり、千葉の憧れの人物でもある。 気心知れた二人が語り合う仕事への思い、そして一関の未来とは。
自分を貫くことが、未来に繋がる。
千葉:常々思っているのですが、私の仕事の思想的な部分というのは、マスターと近いのではないかな、と。
菅原:肉と音楽っていう違いはあっても、ひたすらに、まっすぐに向き合うというスタンスは同じだね。
千葉:ありがとうございます。もちろん、まだまだマスターの領域には届かないですけど。私は東京にお店を出しましたが、マスターはこの街にいながら、音楽で人を呼び寄せている。
菅原:俺は野望ってものがあんまりないからね(笑)。小さくても、できる ことだけをやっているだけで。
千葉:そこなんです。純度が高い、だから深い。皆そこに惹かれるんです。
菅原:社長の純粋な「肉命」の姿勢も同じ。肉の“変態”だからね(笑)。
千葉に贈られた「肉・命」の文字
大切なことは純粋な気持ち
千葉:地方創生についても、時々お話をしますよね。
足並みを揃えた仲良しこよしの町おこしではいけないと。
足並みを揃えた仲良しこよしの町おこしではいけないと。
菅原:表面だけ整えて、人を呼ぶことが目的になってしまったらダメですよ。自分のことを、真面目に一生懸命やる。それが結果に繋がればいい。
千葉:それぞれが自分を貫いて、個性が輝けば、自ずと人が集まるんですね。
菅原:きっとそういう事でしょうね。