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もう失敗しない!ハンバーグの基本の焼き方|フライパンでの火加減と蒸し焼きのコツ

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ハンバーグ

家庭料理の王道ハンバーグ。しかし、焼き加減が難しく、理想の仕上がりにならなかった…という方もいるのではないでしょうか。ふっくらした食感のジューシーなハンバーグを作るためには、火加減の調整や蒸し焼きのタイミングなど、焼き方の基本を理解しておくことが大切です。

本記事では、フライパンを使ったハンバーグの基本の焼き方から、ワンランク上の仕上がりにする工夫、よくある失敗の原因まで詳しく解説します。

【完全ガイド】フライパンで作る!基本のハンバーグの焼き方

フライパンを使った基本のハンバーグの焼き方を4つのステップに分けて解説します。火加減やひっくり返す際のコツ、焼き上がりの確認方法まで、初心者でもわかりやすいようにまとめました。ポイントをおさえれば家庭でもプロの味わいに近づけられるので、ぜひ実践してみてください。

STEP1:【焼き始め】フライパンを温め、強めの中火で一気に肉汁を閉じ込める

まずは、油を引いたフライパンを強火でしっかり温めてください。手をかざした際に熱さを感じる程度が目安です。

フライパンの温度が低いとタネがくっついてしまったり、焼き目がつきにくくなったりします。肉汁を逃がしてしまう原因にもなるため、この工程は欠かせません。

全体が温まったら強めの中火に切り替え、ハンバーグを置きましょう。片面を1〜2分ほど焼き、焼き色をつけるのがポイント。肉の表面が固まり、旨みと肉汁をギュッと閉じ込めることができます。

ちなみにこの焼き色は「メイラード反応」と呼ばれ、風味豊かなハンバーグに仕上げるための重要な化学反応なのです。

STEP2:【ひっくり返す】優しく、一度だけ!

片面に焼き色がついたら弱めの中火にし、3〜5分程度焼いてハンバーグをひっくり返します。その後は中火に戻し、1〜2分程度焼いて裏面にも焼き色をつけましょう。あせってひっくり返すと形が崩れやすいので、以下のやり方を参考にしてみてください。

  • ハンバーグをフライパンの側面を沿わせて、ゆっくり優しくひっくり返す
  • ヘラを使わずに、手で包み込むようにひっくり返す

強い衝撃を加えると、せっかく閉じ込めた肉汁が外に流れ出てしまいます。ハンバーグを美味しく仕上げるために「優しく、一度だけ」と意識しましょう。

STEP3:【蒸し焼き】蓋をして弱火でじっくり火を通す

両面が焼けたら弱火に切り替えます。フライパンに水(またはお湯)を大さじ3〜4杯入れ、蓋をして6〜8分程度蒸し焼きにしましょう。

水を入れると、蒸気の力でハンバーグ内部まで均一にしっかり火を通すことができます。ふんわり焼き上がるため、よりお店で味わうハンバーグに近づけられるのもポイントです。

STEP4:【最終確認】生焼けよサラバ!焼き上がりをチェック

最後に、焼き上がりをチェック。ハンバーグの中心に竹串やつまようじを刺して透明な肉汁が出れば、中まで火が通った証拠です。肉汁が濁っていたり赤かったりした場合は、追加で蒸し焼きをしてください。

竹串やつまようじのほかに、ハンバーグを軽く押して火の通りを確かめる方法もあります。押した際に少し返ってくる感覚があれば、焼き上がりの合図です。

プロはこう焼く!ハンバーグを格上げする5つの裏技

ハンバーグはいつもの工程に少し工夫を加えるだけで、肉汁を閉じ込めつつ、ふっくらとした食感に仕上がります。また、冷凍保存したものを焼く際のコツや、オーブンを取り入れた本格的な方法も知っておくと便利です。

ここでは、家庭で作るハンバーグをもう一段上の味わいへと導く裏技を、5つ紹介します。

裏技1:タネは焼く直前まで冷やす

焼く直前までタネを冷やしておくと、脂が手の温度で溶け出したり、焼いた時に肉汁として流れ出たりするのを防げます。肉汁が流出してしまうと、せっかくのハンバーグがパサパサとした触感になってしまう可能性があります。

食べたときに美味しい肉汁を味わうために、ぜひとも取り入れてみてください。

裏技2:タネに「氷」を包んでジューシーさUP

ハンバーグの食感がパサつく原因のひとつに「焼き過ぎ」が挙げられます。それを防ぐのに効果的なのが、タネに氷を包む方法です。加熱している間に氷が溶け、そのときに出る水蒸気が焼き過ぎを防いで、ふんわりと仕上げてくれます。

さらに、表面の脂の温度をキープすることで、肉汁が逃げにくくなる点もメリットです。余分な脂肪を落としつつジューシーに仕上げられる裏技なので、ぜひ活用してみてください。

裏技3:蓋がない場合はアルミホイルで代用OK

フライパンの蓋がないときは、アルミホイルでも代用できます。アルミホイルをフライパンよりもひと回り大きめに切り、熱が逃げないようにドーム状にかぶせるだけでOK。直接火にかけてしまうと危険なので、十分注意しましょう。

またハンバーグをアルミホイルで直接包んでホイル焼きする方法もおすすめです。肉汁を閉じ込められるほか、フライパンに直接タネを置かないため、洗い物の手間も減ります。

裏技4:冷凍ハンバーグは「解凍せず」に焼くのが正解!

冷凍ハンバーグは、解凍せずそのまま焼くのがおすすめです。解凍してしまうと、ドリップ(水分)が出てタネが痛んでしまったり、食感が悪くなったりする場合があります。

冷凍ハンバーグを焼く際は、出てきた余分な水分をキッチンペーパーなどで拭き取り、通常よりも蒸し焼きの時間を長めに設定しましょう。そうすることで、肉汁が中にしっかり閉じ込められます。

裏技5:オーブンで仕上げてプロの味に

家庭で焼くハンバーグをプロの味にさらに近づけるためには、オーブンを併用するのもおすすめです。

  1. フライパンでハンバーグの両面に焼き色をつける
  2. キッチンペーパーを敷いた天板にハンバーグを並べる
  3. 200℃に熱したオーブンで10〜15分程度焼く

当然ながらフライパンのみで焼くときよりも手間がかかります。そのため、時間に余裕があるときのひとつの選択肢として覚えておくのが良いでしょう。

家庭で手軽にワンランク上の味わいを求めるなら、格之進のハンバーグがおすすめです。お肉の部位ごとの特徴を生かし、肉汁をコントロールした極上のハンバーグが、日常の食卓を贅沢なディナータイムへと変えてくれます。

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ハンバーグ、うまく焼けてる?よくある失敗とその原因

ハンバーグを家庭で作る際に、中が生焼けになったり、反対に焼きすぎてパサパサになったりといった経験がある人も多いのではないでしょうか。ここでは、ハンバーグを焼く際のよくある失敗とその原因を紹介します。

失敗例1:中が生焼け…食中毒も心配

ハンバーグを焼くときによくある失敗として、「生焼け」が挙げられます。食中毒を引き起こす原因にもなるため、とくに注意が必要です。

ハンバーグが生焼けになる主な原因は、下記の3点です。

  • ハンバーグが厚すぎる
  • 火加減の調整不足
  • 加熱時間が短い

ハンバーグを厚く成形しすぎてしまうと、中心まで火が通りにくくなり生焼けになりやすいです。2cm以内の厚さを目安に成形しましょう。また、強火で長時間加熱すると外側だけが焦げてしまい、内部までなかなか火が通りません。こうしたよくある失敗を防ぐためにも、火加減や加熱時間を意識しましょう。

失敗例2:焼きすぎてパサパサ、固い食感に

失敗例の2つ目として挙げられるのは「固い触感やパサつき」です。生焼けを避けたいがあまりに焼き過ぎてしまい、パサパサになった…という経験がある人も多いのではないでしょうか。

肉汁が逃げてしまうことがハンバーグが固くなる原因の一つ。強火(もしくは強めの中火)で外側にしっかり焼き色をつけたあと、弱火で蒸し焼きにして旨味を閉じ込めることで肉汁を逃がさずに仕上げられます。

コツを覚えれば家庭でも簡単に美味しいハンバーグが作れるので、ぜひ試してみてください。

失敗例3:ひび割れて肉汁が流出…

「焼いた際にタネがひび割れて肉汁が流れ出てしまった」という声もよく耳にします。タネが割れる主な原因は以下の3つです。

  • タネの水分量が多く、柔らかすぎる
  • 成形時に内部の空気を十分に抜いていない
  • 高温で一気に焼きすぎて、内部との温度差が大きくなる

必ず材料の分量を守り、正しく成形するようにしましょう。また、ハンバーグのタネは意外にも繊細です。フライパンにタネを置く際や、ひっくり返す際に優しく扱うことが、ハンバーグのひび割れ防止につながります。

ハンバーグを焼いた後のフライパンを活用!絶品ソースレシピ

ハンバーグを焼いたあとのフライパンでそのままソースを作れます。

ここでは、定番の和風ソースと、少しだけ本格的な味を再現できる赤ワインを使用した濃厚ソースのレシピを紹介します。どちらも家にある材料でできるので、ぜひ試してみてください。

定番!玉ねぎたっぷり和風ソース

さっぱりしていて美味しい、玉ねぎたっぷり和風ソースは定番!言わずもがな、ハンバーグとの相性は抜群です。

【材料(2人分)】

  • 醤油:大さじ1〜2
  • みりん:大さじ2
  • 酒:大さじ2〜3
  • すりおろし玉ねぎ:1/2個(100g)

作り方は非常にシンプル。上記の材料をすべて混ぜて、軽く煮詰めるだけです。

本格派!赤ワインとケチャップの濃厚ソース

家にあるいつもの調味料に赤ワインを足すだけで、いつもの味を少しだけランクアップできる濃厚ソースもおすすめです。

【材料(2人分)】

  •  
  • ケチャップ:大さじ1〜2
  • ウスターソース:大さじ1〜2
  • バター:小さじ1〜2
  • 赤ワイン:大さじ1〜2

ハンバーグを焼いた後のフライパンにケチャップ、ウスターソースを入れて軽く煮立たせます。ふつふつしてきたらバターを加えて溶けるまで混ぜましょう。最後に赤ワインを入れてアルコールが飛ぶまで火を通したら完成です。

基本の焼き方を守ればハンバーグはもっと美味しくなる!

家庭料理の定番であるハンバーグは、火加減や扱い方で仕上がりが大きく変わります。肉汁溢れるジューシーなハンバーグを焼くためには、工程ごとの小さな工夫が大切。

強火で肉汁を閉じ込めたあと、蓋をして弱火でじっくり火を通すことで、ふんわりとした食感と濃厚な旨みが生まれます。基本の焼き方を守り、さらに本記事で紹介した応用を組み合わせれば、自宅でもプロに近い味わいを楽しめるでしょう。今日からぜひ取り入れて、家族が笑顔になるハンバーグを完成させてみてください。

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