ハンバーグパテとは?基本の作り方と家庭で再現できるプロ直伝のふっくら仕上げるコツ
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お店で食べたグルメバーガーの、肉感たっぷりのジューシーなパテ。「あの味を家で再現してみたい」と思ったことはありませんか?
この記事では、パテとハンバーグの違いから、パテの作り方まで、丁寧に解説します。パテって、案外簡単に作れるんですよ。週末のごちそうがぐっとランクアップする「理想のパテ」を、自宅でじっくり味わってみてください。
ハンバーグパテとは?本来の意味と特徴
ハンバーグパテとは、牛肉、もしくは牛肉100%のひき肉に塩・胡椒・香辛料だけで味付けし、丸く平らに成形して焼いたものを指します。
基本的に卵やパン粉、玉ねぎなどの「つなぎ」は加えません。あくまで肉そのものの旨味をダイレクトに楽しむための“シンプルな肉の塊”、それがパテの本来の姿です。
主にハンバーガーの具材として使われるため、単体で食べられることはほとんどなく、「ハンバーガーパティ」や「バーガーパティ」とも呼ばれます。
「ハンバーグのタネ」との違いは「つなぎ」と「食感」
ハンバーグとハンバーグパテは、どちらも肉を使った料理ですが、作り方や味わいには明確な違いがあります。
ハンバーグは、玉ねぎやパン粉、卵などの「つなぎ」を加えて作る洋食です。全体の調和を重視してふっくらと仕上げるため、ジューシーでまろやかな食感が楽しめます。
一方、ハンバーグパテはシンプルに塩・胡椒・香辛料だけで味付けして焼きます。肉そのものの味や食感をダイレクトに楽しむことができる、まさに「肉感重視」の料理です。
なぜ今「パテ」が注目されるのか
近年、ハンバーガーを肉料理として楽しむ“グルメバーガーブーム”が広がっています。東京や大阪などを中心に、天然酵母のバンズや高品質な牛肉パテを使う専門店が急増。まるでステーキのような肉々しい食感に魅了されるファンは後を絶ちません。
こうした流れの中で、肉を主役に据え、その本来の旨味をダイレクトに楽しめるシンプルなパテが注目されているのです。
美味しいハンバーグパテを作るには材料選びが肝!
肉々しいパテを自宅で作るためには、材料選びが重要です。同じ「ひき肉」でも、部位や挽き方が変わるだけで、食感も旨味もまったくの別物になります。
レシピに進む前に、材料選びのポイントをお伝えします。
<牛肉100%・合びき肉にはそれぞれ良さがある!>
パテづくりでまず迷うのが「牛肉100%にするか、豚入りの合びき肉にするか」という点。どちらにも魅力があるため、味わいの好みで使い分けるのがおすすめです。
牛肉100%は、噛むほどに力強い旨味が広がり、肉々しい食感が際立ちます。グルメバーガーのような“肉を食べている”感覚を出したい場合に最適です。
一方、牛肉と豚肉の合びき肉は、甘みと柔らかさが生まれるのが特徴。豚肉の脂が加わることでジューシーで食べやすく、初心者でも扱いやすい万能タイプのパテに仕上がります。
<部位は肩ロースやバラがおすすめ>
パテに使う牛肉は、肩ロースやバラ肉のように、旨味と脂がほどよく混ざった部位が人気です。おすすめは、赤身80%・脂身20%ほどのバランス。焼いたときに脂が肉汁となってあふれ、ジューシーで食べ応えのあるパテに仕上がります。
<パテでは「つなぎ」を基本入れないor 少なめ>
パン粉や卵、玉ねぎなどの「つなぎ」は、本来ハンバーグをふっくらと柔らかく仕上げ、肉汁を逃さないようにするためのもの。しかし、肉そのものの食感と旨味をストレートに味わうパテにおいては、つなぎは入れない、あるいは最小限に留めるのが基本です。
もし、崩れにくさやしっとり感を求めてつなぎを加える場合でも、量はごくわずかにとどめましょう。また、肉と合わせるのを「成形の直前」にすると、肉々しい食感を損なわずに済みます。
【格之進直伝】肉汁溢れる!本格ハンバーグパテのレシピ・作り方
ここからは、いよいよハンバーグパテの作り方をご紹介します。
余計なものは入れず最低限の材料で、肉そのものの旨味をジューシーに味わえるレシピです。材料選びから混ぜ方・成形・焼き方まで、それぞれの手順の大切さを理解しながら作っていきましょう。
材料(4人分)
・牛ひき肉(粗挽き推奨)…400g
・塩…4g
・こしょう… 少々
・ナツメグ…少々
作り方
1:「肉と塩だけ」を素早く練る
まずは、ひき肉と塩だけをボウルに入れて素早く練ります。最初に塩を加えるのは、肉の粘りを引き出し、肉汁を閉じ込める「膜」を作るためです。
ほかの材料を先に混ぜると、塩の効果が発揮される前に脂が溶け出してしまうので注意しましょう。氷水でボウルを冷やしておこなうと、肉の温度が上がりすぎず、ジューシーな仕上がりになります。
2:香辛料を混ぜる
ひき肉に粘りが出たら、胡椒とナツメグを加え、全体をさっと混ぜます。牛ひき肉に手の熱が伝わって脂が溶けないよう、なるべく素早く作業するのがポイントです。
3:成形して冷蔵庫で休ませる
手に薄く油を塗り、ひき肉を4等分して成形します。ポイントは、両手でキャッチボールするように軽く叩き、中の空気を抜くこと。空気が残っていると焼いた時に亀裂が入り、肉汁が逃げてしまいます。
成形したパテはバットに並べ、ラップをかけて冷蔵庫で最低1時間休ませましょう。一度冷やして肉と脂を落ち着かせることで、焼いたときに型崩れせず、肉汁を中に閉じ込めることができます。
4:焼く
・強火で表面を焼く
フライパンを煙が出るくらいしっかり熱してからパテをのせ、表面に一気に焼き色をつけます。触りすぎは厳禁。じっと我慢して焼き固めることで、表面がカリッと仕上がり、肉汁を逃さない“壁”ができます。
・弱火で蒸し焼き
ひっくり返したら弱火にし、蓋をして蒸し焼きに。中心まで火を通すことで、均一にジューシーな仕上がりになります。竹串を刺して透明な肉汁が出てくれば、焼き上がりのサインです。
・焼き上がったら休ませる
焼きあがったパテはすぐに切らず、数分間休ませましょう。内部に熱が集中していた肉汁が全体に行き渡り、さらにジューシーに仕上がります。
手作りパテで!絶品アレンジレシピ3選
自分で美味しいパテを作れるようになったら、ハンバーガーはもちろん、いろいろな料理にアレンジして楽しむのもおすすめです。
ここでは、ジューシーなパテを主役にした絶品レシピを3つご紹介します。
1. 王道!グルメチーズバーガー
冷めても柔らかくジューシーなパテは、バンズに挟んで冷凍しておくのもおすすめ。食べたいときに解凍するだけで、忙しくても豪華なランチを楽しめます。
作り方:
1.焼きあがったパテにチーズをのせ、ふたをして余熱で溶かす
2.バンズを半分に切り、トースターで焼き色をつけ、マヨネーズを塗る
3.バンズ、グリーンリーフ、パテ、ケチャップ、トマト、バンズの順に重ねて完成
2. 肉の旨味たっぷり!贅沢ロコモコ丼
ご飯との相性も抜群なハンバーグパテ。お家にある野菜と一緒に盛り付ければ、カフェで人気の味が手軽に楽しめます。
作り方:
1.ご飯の上に、レタス、トマト、アボカドの順で盛り付ける
2.その上にハンバーグパテと半熟目玉焼きをのせる
3.ケチャップとマヨネーズをかけて完成
3. パテを崩して作る、簡単ボロネーゼ
パテを贅沢に崩してパスタソースにアレンジ。あえて大きめにほぐすことで、ひき肉から作るよりも“肉感”の強いボロネーゼになります。
作り方:
1.パテをフォークでざっくりとほぐす
2.ケチャップ・ウスターソース・ブラックペッパーを適量ずつ加えて、味を調える
3.茹でたパスタと和えて完成
手軽にプロの味を。「冷凍ハンバーグパテ」という選択肢
手間をかけて作る本格パテは、まさに“ごちそう”そのもの。でも同時に、「忙しい日はここまでできない」「もっと簡単に楽しめたら……」と感じた方もいるかもしれません。
そんなときに頼りになるのが、手軽さとクオリティを両立できる“冷凍ハンバーグパテ”。プロの味わいをそのままストックでき、必要なときに焼くだけでOK。ハンバーガー作りがぐっと身近になる、頼れる存在です。
冷凍ハンバーグパテを選ぶメリット
冷凍ハンバーグパテのメリットは、圧倒的な“時短”です。面倒な下ごしらえや成形の手間は一切不要。焼くだけで完成するため、忙しい日でもサッと本格バーガーが楽しめます。
近年はクオリティの進化も目覚ましく、専門店のようなジューシーさを自宅で再現できる商品も増えています。「冷凍庫にこれがある」という安心感は絶大で、急な食事の準備や、お子様のランチにも頼れる強い味方です。
選び方のポイント
まず、パッケージにある原産地や使用している素材をチェックしましょう。ブランド牛など、肉の産地にこだわった製品は品質面で信頼できることが多いです。
また、つなぎが少なく、保存料や人工調味料などの添加物が使われていないかも大切なポイント。できるだけ自然な素材で作られ、成分表がすっきりしているものを選ぶと、より安心しておいしいパテに出会えます。
格之進の「金格パテ」なら自宅で手軽に本格的な味わいが楽しめる
「自宅で手軽に最高のハンバーガーを作りたい」という肉好きの願いを叶えるのが、格之進の「金格パテ」です。
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格之進が厳選した国産牛と、岩手県産ブランド豚「白金豚」を合わせた合びき肉を使用。ハンバーグに最適な部位だけを選び、自家製の塩麹でじっくり漬け込んで仕上げています。牛と豚それぞれの旨味が溶け合い、上品な甘みと奥行きのある味わいが楽しめるのが特徴です。
素材選びから味づくりまで丁寧にこだわっているパテなので、安心して“肉のおいしさ”を楽しみたい人にもぴったり!オンラインストアで購入できるので、ぜひチェックしてみてください。
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こだわりのパテで、いつものハンバーグを格上げしよう
ハンバーグパテは、つなぎを使った“タネ”とは違い、肉本来の旨味をダイレクトに楽しめる一品です。肉の選び方やこね方、焼き方などいくつかのコツを押さえれば、自宅でもぐっと本格的な味わいになります。忙しい日には、素材にこだわって作られた冷凍パテで手軽に楽しむのも良いでしょう。
手作りの本格パテも、こだわりの冷凍パテも、どちらも食卓をぐっと豊かにしてくれる存在です。この記事を参考に、ぜひあなただけの“最高のハンバーグパテ”を楽しんでください。




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