たまねぎでサスティナブル?
生まれ変わりました。格之進・新生ハンバーグのヒミツ
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2021年秋
格之進の商品が大きく生まれ変わりました。
パッケージと香辛料を一新。
さらに、「コクロング®MJ」という強い味方ができたことで旨味をアップすることに成功!
その詳細を見ていきましょう!
パッケージが一新!
香辛料が一新!そしてさらにおいしく!
1.香辛料を一新します!
お肉の旨味をもっと!より感じてもらえるように。
その思いで、ハンバーグに使用する香辛料を見直し、一新することにしました。
2.国産玉ねぎを凝縮した「コクロング®MJ」を新たに追加します!
その名を「コクロング®MJ」といい、「カガクでネガイをカナエル会社」としてよく知られている株式会社カネカが技術開発し、同食品グループで販売している、無添加で安心な玉ねぎ由来の抽出液を原材料に追加することを決定しました。
《「コクロング®MJ」の製造方法と特徴》
1)独自の製造方法と、そこから生まれる唯一無二の特徴
一般加工に適さない規格外の小さな玉ねぎをカットし、ろ過。
煮詰めて約10分の1にまで濃縮させます。
さらにこれを、カネカが独自に開発した機械で加熱することで、焦げることなく、まるでシェフが時間をかけて作ったようなソテードオニオンが仕上がります。
一般的な鍋で工業生産しようとした場合、焦げを避けて低温で加熱して生っぽくなるか、高温で炒めて焦げを発生させてしまうか、どちらかです。
しかし、カネカが開発した機械は、密閉された狭い空間をろ過した玉ねぎが通ることで、ソテードオニオンを作る最適な温度まで高温にしても、全体に均一に火を通しながらも焦げを発生させません。
さらに、密閉された空間というのが肝で、玉ねぎに火が入るときに発生する「おいしい!」と感じさせるいい匂いが、大気に触れないことで逃げていかずに閉じ込められます。
それはつまり、「おいしい!」と感じさせる香気成分が、通常よりもたくさん玉ねぎの中に残り続けることになるということです。
結果的に、口に入れた瞬間に広がる香気成分が増加し、より「おいしい!」と感じて頂けることになるのです。
2)更なる可能性を秘めた価値
「コクロング®MJ」の凄さはこれだけではありません。
味にコクを出し、奥深さの持続性が高い
お肉の様な風味を感じさせる
塩味を増強するので減塩しても物足りなさを感じない
これらは科学的な分析や官能評価によって得られた結果です。
さらにお肉の様な風味を加える特徴に加えて、大豆独特の香りを抑えてくれる効果もあり、植物由来のお肉、ベジタブルミートとの相性も抜群です。
これらを添加物なしで、国産玉ねぎを主原料として叶えてくれるのが「コクロング®MJ」です。
《三方良しの「コクロング®MJ」》
「コクロング®MJ」に使用する玉ねぎは、元々畑の肥料にしてしまうなどの方法しかなかった規格外の玉ねぎなので、農産物の有効利用に繋がり、サスティナブルな活動にも貢献できます。
また、玉ねぎ農家さんも、作物を余すことなく使用でき、フードロス対策に。
格之進や消費者のみなさんにとっては、よりおいしい!という喜びが。
格之進は、主に、本社がある岩手県内の生産者様からお肉や野菜を仕入れ、志や情熱の熱い生産者様との取引を行うことで、その生産活動のサポートをしたいと考えています。
また、格之進では牛の仕入れは部位ごとではなく、一頭買いです。
それは、カルビやロースなど人気の部位だけを買われてしまうと残りの部位はどうするのか…と生産者様が困ってしまうことは明白で、頂いた牛の命を無駄にせずに活用し切りたいと考えているからです。
牛の一頭買いは創業当時から行ってきたことですが、気付けば世間ではフードロス対策と言われる行為の一つに繋がっていました。
また、一頭買いでは生産者の方々に年単位で注文をしています。
そうすることで、生産者のみなさんは生産の計画を立てることができ、安心して生産活動を行って頂くことができるので、生産の持続性にも貢献できます。
格之進では、このようなサスティナビリティを意識した活動を、国連がSDGsを採択する以前から行ってきており、利益の追求だけではなく社会貢献を伴う会社経営を行ってきました。
生産者・環境・そしてお客様と格之進、それぞれにメリットがある三方良しの「コクロング®MJ」は、格之進にとって非常に力強い味方であると同時に、思考のベクトルが同じ方向を持った心強い同士でもあるのです。
その「コクロング®MJ」を使用して、さらに美味しくなった格之進の商品を、ぜひご賞味ください!