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カレーの美味しい作り方大全|基本の具材や失敗しない作り方、隠し味や保存方法まで肉のプロが丁寧に解説

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お子様から大人まで幅広い世代で支持を集める洋食といえばカレーですよね。
ご自宅で作る機会も多いのではないでしょうか。

身近な料理だからこそ「なんとなく」「我流」で作られることが多いですが、実はちょっとした工夫をするだけで一気に本格的な仕上がりになることをご存知ですか?

「カレーの基本的な作り方をおさらいしたい」
「カレーの辛さや水っぽさなどの仕上がりを上手に調整する方法が知りたい」
「カレーをたくさん作ってしまって余ったときはどう保存するのが正解?」

などなど、カレーにまつわる疑問を持つ方に向けて、お肉のプロとして牛の生産管理から商品開発、飲食店の運営まで一貫して事業として営んでいる株式会社門崎が解説します!

ぜひこのページを永久保存版にして、お家での調理に困ったら参考にしてくださいね。

カレーとはどんな料理?ハヤシライスとの違いは?

カレーは、インドや東南アジアなどの国々で発祥したスパイスを使った料理の総称です。日本では、ルーを使って作るカレーライスが一般的ですが、世界にはさまざまな種類のカレーがあります。まずはカレーの定義と栄養バランスについて紹介します。

カレーの定義

カレーという言葉は、タミル語で「ソース」を意味する「kari」に由来すると言われています。定義として、スパイスやハーブを使って香りや味をつけたソースや煮込み料理のことを指します。

ただし、カレーと一言で言っても地域や文化によって違いがあります。例えば、インドカレーは、ガラムマサラやターメリックなどのスパイスを多く使い、ヨーグルトやココナッツミルクなどでとろみをつけます。タイカレーは、レモングラスやコリアンダーなどのハーブを使い、ナンプラーやパームシュガーなどで甘辛く味付けします。インドネシアカレーは、サンバルやナシゴレンなどの辛い料理と一緒に食べることが多く、ピーナッツやタマリンドなどのナッツや果物を使います。

このように、使用するスパイスの違いや仕上がりの味の幅は広く、奥深い料理ともいえますね。自分好みのスパイスを調合して作るのはカレーならではの醍醐味でしょう。

カレーとハヤシライスの違い

カレーとハヤシライスは、どちらもルーを使って作る煮込み料理ですが、その起源や味付けに大きな違いがあります。

カレーはインドやイギリスを経由して日本に伝わった料理で、スパイスやココナッツミルクなどを使って辛くて香ばしいルーを作ります。
一方、ハヤシライスは日本発祥の洋食で、デミグラスソースやトマトケチャップなどを使って甘くてコクのあるルーを作ります。

使用する具材は共通しているものが多いですが、カレーの方が少し具材の幅が広いです。
カレーの具材は、牛肉や豚肉、鶏肉などの肉類と、ジャガイモやニンジン、タマネギなどの野菜類が一般的です。ハヤシライスの具材は、牛肉とタマネギが主です。

また、食べ方も基本的にはカレーもハヤシライスもご飯の上にかけて食べるのが一般的です。ただし、カレーはパンやうどんなどと合わせることがあり、ハヤシライスはパスタやオムレツなどにかけることもあります。

カレーの栄養素や期待できる健康上の効果は?

カレーには、たんぱく質や炭水化物だけでなく、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。

特に、カレーの香りをつけるスパイスには、抗酸化作用や免疫力向上などの健康効果が期待できる成分が多く含まれています。例えば、ターメリックにはクルクミンという成分があり、抗炎症や抗がん作用があると言われています。また、クミンやコリアンダーには消化促進や血糖値調整などの効果があります。

カレーのカロリーとヘルシーに食べるコツ

具材やルーの種類、量によって異なりますが、一般的なビーフカレー(ご飯200g、ルー150g)の場合、約600kcal程度です。チキンカレーや野菜カレーなら、約500kcal程度になります。

また、ルーの種類によってもカロリーは変わります。例えば、甘口ルーは辛口ルーよりも糖分が多く、約10kcal程度高くなります。

ただし、ダイエット中だったり健康に気を配っている方の場合、カロリーオーバーや塩分過多に注意する必要があります。ヘルシーに食べるためには、以下のようなコツを参考にしてみてください。

ご飯の量を減らす

ご飯200gではなく、150gや100gにするだけで、100kcal以上カロリーを抑えることができます。

低カロリーな野菜多めのカレーにする

肉やジャガイモなどの高カロリーな具材を減らし、キャベツやナス、ピーマンなどの低カロリーな野菜を増やすと、食物繊維やビタミンの摂取量も増えます。

ルーを薄める

ルーは水や牛乳で薄めると、濃厚さやコクは減りますが、カロリーや塩分も減ります。また、スパイスを足すことで味を引き出すこともできます。

トッピング選びに注意する

チーズや卵などのトッピングは美味しいですが、カロリーや脂質が高くなります。代わりに、サラダや漬物などの低カロリートッピングを選ぶと良いでしょう。

基本的なカレーの具材・お肉は?

ここからはカレーに使う王道の具材とお肉を紹介します。
基本をベースにしつつ、各ご家庭でアレンジして好きな具材をプラスするのももちろんOKです!

カレーでよく使う野菜 

玉ねぎ、じゃがいも、にんじんが定番です。玉ねぎは甘みとコクを出し、カレーのベースとなります。じゃがいもはほくほくとした食感と甘みで、カレーの具材の中でも人気が高いです。にんじんは色鮮やかで栄養価も高く、カレーに彩りを添えます。

他にも、ナスやピーマン、ブロッコリーなどの野菜もカレーに入れるのも良いですね。

カレーでよく使う肉

牛肉、豚肉、鶏肉などがよく使われます。牛肉はコクと旨味があり、カレーの味を引き立てます。豚肉は柔らかくてジューシーで、カレーとの相性も抜群です。鶏肉はヘルシーでさっぱりとした味わいで、カレーの重さを和らげます。どの肉もカレーに合うため、その日の気分で選び、食べ比べるのもおすすめです。

牛肉をカレーに使う場合、赤身肉の中でもコラーゲンや脂肪が多い部位がおすすめ。
例えば、バラ肉やシンシン、モモです。これらの部位は煮込むと柔らかくなり、コラーゲンが溶け出してカレーにとろみとコクを与えます。脂肪分が多いほど旨味が増しますが、その分カロリーは高くなるので気になる方は他のお肉を使うのがおすすめです。

豚肉を使う場合、牛肉と同じく赤身肉の中でもコラーゲンや脂肪が多い部位が良いです。
例えば、バラ肉やロース、ヒレです。これらの部位は牛肉よりも柔らかくジューシーなため、カレーに深みと甘みを与えます。また、豚肉は牛肉よりも安価で入手しやすいので、コスパも高いです。

鶏肉を使う場合、皮付きのもも肉や手羽先がぴったりです。鶏肉の中でも旨味が豊富で、皮から出る脂がカレーに香りと風味を加えます。また、骨付きの部位は煮込むと骨から出るコラーゲンやカルシウムがカレーに栄養価を高めます。ただし、鶏肉は他の肉よりも煮崩れしやすいため、火加減に注意してください。

カレーの基本的な作り方とよくある質問

カレールーを使う作り方とカレー粉を使う作り方がありますが、この記事ではカレールーを使用した作り方を紹介します。使用する材料によって細かな工程は変わりますが、大まかな手順は下記の通りです。

【材料】(4人分)
・玉ねぎ 2個
・にんじん 1本
・じゃがいも 3個
・牛肉 300g
・サラダ油 大さじ2
・水 800ml
・カレールー 1箱(100g)
・塩 小さじ1/2
・コショウ 少々

【作り方】
1. 玉ねぎは薄切りに、にんじんは乱切りに、じゃがいもは一口大に切ります。牛肉は食べやすい大きさに切ります。
2. 鍋にサラダ油を熱し、玉ねぎを炒めます。玉ねぎがしんなりしたら、牛肉を加えて色が変わるまで炒めます。
3. にんじんとじゃがいもを加えてさらに炒め、水を注ぎます。沸騰したらアクを取り除き、弱火で20分ほど煮ます。
4. 野菜に火が通ったら、カレールーを割って入れます。ルーが溶けたら、塩とコショウで味を調えます。
5. 器にご飯を盛り、カレーをかけて完成です。

調理工程の詳細な解説を含めた作り方は後日解説記事を更新予定です!

よくある質問1:カレールーが変色しているけど使っても大丈夫?

カレールーは開封後にしばらく放置すると、色が変わってしまうことがあります。これは、カレールーに含まれる油や香辛料が酸化したことで起こります。

変色したカレールーは問題なく調理に使用できますが、見た目や味の劣化の原因になるため、できるだけ早く使い切ることをおすすめします。

変色したカレールーを調理で使用する場合、以下の点に注意することで安全に食べることができます。

カレールーの表面にカビや異臭がないか確認する

当然ですが、変色の原因が酸化ではなくカビの場合は使わないようにしましょう。

カレールーをよくかき混ぜる

変色した部分と変色していない部分では、油分や水分のバランスが崩れている恐れがあります。均一になるように混ぜることで、味や食感が整います。

煮込む時間を普段より長めにする

酸化した油や香辛料は長めに煮込むことで風味や色を改善することができます。

変色を防ぐために、カレールーは開封後に冷暗所で保存し、賞味期限内に使い切るようにしましょう。

よくある質問2:カレーは前日準備しても良い?下ごしらえはどこまで?

まず、カレーの下ごしらえには3つの工程があります。

野菜や肉といった具材を切る
具材を炒める
カレールーを炒めて溶かす

この中で、前日に行っても大丈夫な工程は

野菜や肉といった具材を切る→冷蔵庫で保存
カレールーを炒める→粗熱をとったら冷蔵庫で保存

になります。カレールーは炒めることで香ばしさがアップするため、ぜひ一手間加えてみてはいかがでしょうか?

下ごしらえすることで、当日はあらかじめカットした具材を炒め、カレールーを溶かして煮込むだけでOKになります。

よくある質問3:具材を炒める順番は?

具材を炒める順番や時間によっても、カレーの味わいが変わります。

最初に玉ねぎを炒めましょう。甘みが出てコクが増します。
人参は中盤に炒めます。色鮮やかな仕上がりになります。
最後にじゃがいもを炒めると表面がパリッとして食感が良くなります。

なお、カレーに使用するお肉は種類によって適した焼き方が異なります。牛肉や豚肉は強火で炒めると表面が焼けて旨みが閉じ込められます。一方、鶏肉は中火でじっくり炒めると皮がパリッとしてジューシーになります。

よくある質問4:カレーを甘くする時はどうする?

辛すぎる仕上がりになってしまい、カレーを甘くしたい時におすすめの対処法は主に以下の2つです。

砂糖やはちみつなどの甘味料を加える

一番簡単な対処法です。カレーに合わせて、白砂糖、黒砂糖、きび砂糖、メープルシロップ、はちみつなどを選んでください。カレー1皿分に対して小さじ1杯程度が目安です。甘味料を加えると、コクや旨味も増します。

牛乳やヨーグルトなどの乳製品を加える

牛乳やヨーグルトなどの乳製品を加えると、辛さを和らげるだけでなく、まろやかでクリーミーな味わいになります。カレーに合わせて、牛乳、生クリーム、ヨーグルト、チーズなどを選んでください。カレー1皿分に対して大さじ1杯程度が目安です。

よくある質問5:カレーを辛くする時はどうする?

カレーが甘すぎる仕上がりになり、スパイシーなカレーにしたい方におすすめの対処法は主に以下の2つです。好みの辛さになるよう、適宜味見をしながら調整すると良いでしょう。

辛い調味料やスパイスを追加する

手軽にカレーの辛さを調整できる方法です。カレーに直接加えるだけでなく、別鍋で炒めてから加えるという方法もあります。炒めることで、香りや風味が増す効果があります。また、ニンニクやショウガなどの香味野菜も一緒に炒めると、さらに辛さがアップします。おすすめのスパイス一例は以下の通りです、

カレーパウダー
チリパウダー
一味唐辛子
七味唐辛子
タバスコ
チリソース
ガラムマサラ
カイエンペッパー

カレールーの量を増やす

カレーのコクや旨みも増すというメリットがある方法です。

市販のカレールーを使う場合は、中辛や辛口のルーなど、違う種類のものを混ぜることで味に変化や深みが出ます。

自分でカレールーを作る場合は、小麦粉とバターの比率が1:1のものを弱火でじっくり炒めて茶色くなるまで炒め、カレー粉や塩コショウなどで味付けします。このルーをカレーに加えてよく混ぜます。

よくある質問6:カレーの味が薄い時はどうする?

出来上がったカレーの味が薄い時は下記の対処法を試しましょう。

カレールーの量を増やす
塩やスパイスなどの調味料の量を増やす
煮込む時間を長くする

それでもまだ味が薄い場合は味の好みに応じて下記の対処法を行うことで美味しいカレーに仕上がります。

もしまだ味が薄いと感じる場合は、以下のような工夫で味に深みを足すことができます。

カレールーにチーズやバターなどを加えてコクを出す
カレーにトマトソースやケチャップなどを加えて酸味を出す
カレーにヨーグルトやココナッツミルクなどを加えてまろやかさを出す
カレーにチリパウダーやカレーパウダーなどを加えて辛さを出す
カレーにナッツやドライフルーツなどを加えて食感や甘さを出す

よくある質問7:カレーの旨みやコクが足りない時はどうする?

具材をしっかり炒める

野菜を炒める際には、少し焦げ目がつくくらい炒めましょう。また、肉も強火〜中火で表面に焼き色をつけることで、肉の旨みやコクも引き出されます。

だしを使う

水の代わりにだしを使うことで、カレーに深みや風味が加わります。だしは市販のものでも構いませんが、鶏ガラや豚骨、昆布やかつお節などからだしを取ることでそれぞれ異なる風味を楽しめます。

隠し味を加える

隠し味は少量で効果があるため、味見をしながら調整しましょう。
代表的な隠し味はこの後の章で詳しく紹介します。

よくある質問8:カレーがシャバシャバして水っぽい時はどうする?

作るときに水分量を間違えてしまうと、シャバシャバで水っぽいカレーになってしまいます。そんな時の対処法は以下の2つです。

ルーを追加する

一番簡単な対処法です。ルーは水分を吸収してとろみを出すので、カレーがシャバシャバしている場合はルーを足すだけで濃厚なカレーに変身します。

片栗粉や小麦粉でとろみをつける

片栗粉や小麦粉は水分と絡んでデンプン質になり、カレーにとろみを与えます。ただし、片栗粉や小麦粉はそのまま入れるとダマになりやすいので、水や水溶き片栗粉などで溶いてから入れるようにしましょう。また、火にかけすぎるととろみがなくなってしまうため、注意してください。

よくある質問9:カレーがドロドロしすぎている時はどうする?

カレーがドロドロになる主な原因は、以下の3つです。

ルーの量が多すぎる
煮込みすぎる
水分が少なすぎる

これらの原因を踏まえ、下記の方法でドロドロ感を軽減することができます。

水やスープを足す

カレーの水分量を増やして薄めることができます。ただし、水やスープだけでは味が薄くなってしまうので、塩やコンソメなどで味付けを調整する必要があります。

牛乳やココナッツミルクを足す

カレーのコクと甘みを増やしてまろやかにすることができます。また、牛乳やココナッツミルクは乳化作用でカレーの粘度を下げる効果もあります。ただし、牛乳やココナッツミルクは沸騰させると分離してしまうので、火加減に注意してください。

トマトやヨーグルトを足す

カレーの酸味とさっぱり感を増やし、爽やかにすることができます。また、トマトやヨーグルトはペクチンや乳酸菌などでカレーの粘度を下げる効果もあります。ただし、トマトやヨーグルトはカレーの色や味を変えてしまうので、好みに合わせて加える量を調整してください。

カレーの味わいをプラスしたい!スパイスと隠し味

カレールーにもカレー粉やスパイスは含まれていますが、自分好みの辛さや風味に仕上げたい時に使いたいのがスパイスと隠し味です。この章ではカレーと相性の良いスパイスと隠し味を紹介します。

普段と一味違うカレーを食べたい時は、少しずつ加えて味見をしながら試してみてくださいね。

なお、スパイスを追加する時は下記の2点に注意してください。

熱に弱いので、火を止めてから加えるか、弱火で煮込むこと
種類によって辛さや香りが異なるので、好みに合わせて選ぶこと

カレーでよく使う基本のスパイス6種類

クミン:カレーの香りの中心となるスパイスで、エスニックな風味を与える。油で炒めると香りが引き出される 。
コリアンダー:クミンと併せてカレーの香りの中心となるスパイスで、爽やかでスパイシーな香りがする。葉はパクチーとしても使われる 。
ターメリック:カレーの色付けに使われるスパイスで、黄色い色と土のような苦味がする。ウコンとも呼ばれる 。
カイエンペッパー:カレーの辛味に使われるスパイスで、強い辛味とパプリカのような風味がする。唐辛子のことで、辛味の調節に使われる 。
ジンジャー:カレーにピリッと爽やかな風味を与えるスパイスで、後味をすっきりさせる。生姜のことで、すりおろしたものや粉末のものが使われる 。
ブラックペッパー:カレーに清涼感のあるシャープな辛味を与えるスパイスで、ビリビリと痺れるような辛味がする。黒胡椒のことで、粒のままや粉末のものが使われる 。

お家にあるもので!カレーと相性が良い5つの隠し味

辛さを足すのではなく、香りや味に深みを出したい時におすすめなのが隠し味です。ご自宅にあるもので簡単に試せるものを紹介します。

1. ヨーグルト

コクと酸味が加わります。ヨーグルトは乳製品なので、辛いカレーの辛さを和らげる効果もあります。ヨーグルトはカレーが煮込む前に加えると分離してしまうので、火を止めてから加えるのがポイントです。一人前に対し大さじ1〜2杯程度が目安です。

2. チョコレート

甘みと香りが加わります。チョコレートはカレーの色を濃くするので、見た目も豊かになります。チョコレートはビターチョコレートやミルクチョコレートなど、お好みの種類を使ってください。チョコレートはカレーを煮込む途中に加えると溶けやすくなります。一人前に対し小さじ1〜2杯程度が目安です。

3. ナッツバター

ナッツの風味とコクが加わります。ナッツバターはピーナッツバターやアーモンドバターなど、お好みの種類を使ってください。ナッツバターはカレーを煮込む途中に加えると混ざりやすくなります。一人前に対し小さじ1〜2杯程度が目安です。

4. ハチミツ

甘みと風味が加わります。ハチミツはカレーの酸味や苦味をバランスよく調整する効果もあります。ハチミツは火を止めてから加えると香りが残りやすくなります。一人分に小さじ1〜2杯程度が目安です。

5. コーヒー

苦みと香ばしさが加わります。コーヒーはカレーの色を濃くするので、見た目も深みが出ます。コーヒーはインスタントコーヒーやドリップコーヒーなど、お好みの種類を使ってください。コーヒーは水代わりに使うか、カレーを煮込む途中に加えると良いでしょう。一人分に大さじ1〜2杯程度が目安です。

6. フルーツ

爽やかな酸味と甘みを加えてくれます。フルーツはビタミンCや食物繊維が豊富で、風邪予防や便秘解消にも良いです。カレーと相性の良いフルーツはリンゴやバナナ、パイナップルなどです。フルーツはカレーに入れる前に小さく切っておきましょう。

いつものカレー作りに一工夫!アレンジレシピ一覧

基本の作り方をベースにアレンジしたカレーを作ることもできますよ。
以下は人気のアレンジカレーの一例になります。

忙しい時に!圧力鍋で時短カレーの作り方
赤ワインで大人の味!本格的なカレーの作り方
ルー不使用!カレー粉を使用したカレーの作り方
酸味と辛味が絶妙!トマトカレーの作り方
ジューシーな鶏肉を楽しむ!チキンカレーの作り方
辛いのが苦手なお子様でも◎!ココナッツカレーの作り方
余ったカレーのリメイクにも!ドライカレーの作り方

詳細なレシピは後日公開予定ですのでお楽しみに!

カレーと相性の良いトッピング

カレーにトッピングしてお口直しや味変したい時もありますよね。
ここではカレーと相性の良いトッピングを紹介します。

ピクルス
玉子
チーズ
福神漬け
らっきょう
紅生姜

漬物系のトッピングについては、パパっとご自宅で作るレシピを後日紹介いたします。

カレーと相性抜群な献立

ここからは「カレーを作ることは決まったけど、他に何を作るか決めていない!」という方に向けて、おすすめの献立のアイディアを紹介します。

カレーが辛さとコクのある料理になるため、さっぱりめのメニューを取り入れることで食卓のバランスが良くなります。

野菜を食べて栄養バランスを!サラダ

・キャベツとトマトのサラダ
・レタスとアボカドのサラダ
・にんじんとナッツのサラダ

体を温めてくれるスープ

・ミネストローネ
・コーンスープ
・味噌汁(赤味噌、白味噌どちらも◎)

お腹いっぱいになるメインディッシュ

・チキンソテー
・唐揚げ
・オムレツ
・豆腐ハンバーグ
・サーモンのムニエル

お米にも一工夫!

・ターメリックライス
・クミンライス
・バターライス
・パセリライス
・玄米

それぞれのレシピは後日解説します。

最後まで美味しく食べる!カレーの残りで作るリメイクレシピ

カレーが余ったらなるべく早めに食べ切りたいですよね。
カレーのまま食べても良いですが、せっかくなら少し手を加えてリメイクすると飽きずに最後までカレーを楽しむことができますよ。
カレーのリメイクで人気のあるメニューは以下の通りです。

カレーうどん
カレードリア
カレーパスタ
カレーコロッケ
カレーグラタン
カレーチャーハン

詳細な作り方は後日公開します。お楽しみに!

カレーが余った!冷凍保存&解凍の方法

カレーはリメイクの幅が広かったり、日が経つ方がコクが出ると言った声もあるように、余っても食べるのに困らないと思われがちな料理です。

しかし、カレーは保存方法に気をつけないと食中毒のリスクもあるため、適切な保存方法を知っておくと安心です。この章では冷蔵&冷凍保存と温め直す方法を解説します。

カレーの保存は食中毒に注意!ウェルシュ菌の怖さ

カレーが余ったらつい鍋のまま放置していませんか?これは食中毒のリスクを高めるため、常温で鍋のまま放置するのは絶対にやめましょう。

というのも、カレーにはウェルシュ菌という食中毒の原因となる菌が潜んでいる恐れがあります。 ウェルシュ菌は熱に強く、芽胞というカプセル状の構造で生き残ります。 また、酸素の少ない環境で増殖しやすいため、カレーの鍋の底などに多く存在すると考えられます。 なお、ウェルシュ菌に感染すると、下痢や腹痛などの症状が現れます。

鍋ごと保存しても良い?余ったカレーを冷蔵・冷凍保存する方法

まずは余ったカレーの粗熱をなるべく早めに冷まして冷蔵保存できるようにします。常温で放置すると、細菌が繁殖しやすくなります。カレーを冷ます際は、鍋ごと水に浸したり、氷水に入れたりして、できるだけ早く温度を下げるようにします。

カレーを冷蔵庫もしくは冷凍庫で保存する際は、1~2人前の量ごとに分け、密閉容器に移し替えてから保存しましょう。鍋のままだと、冷蔵庫内の空気と触れる面積が広くなり、乾燥や酸化の影響を受けやすくなります。

保存する期間は、冷蔵庫の場合原則として3日以内にしましょう。冷蔵庫でも細菌は増え続けるので、長期保存は避けるべきです。冷凍庫で保存するときも最長一ヶ月を目安に食べるようにします。

冷凍保存したカレーを解凍し、温め直す方法

冷凍したカレーの解凍は自然解凍かレンジ解凍をします。
急激な温度変化はカレーの風味や食感に影響します。そのため、食べる半日前ほどから冷蔵庫に移して自然解凍するのがおすすめです。時間がない場合は、レンジ解凍をします。低温で短時間ずつ加熱しましょう。

解凍したカレーや冷蔵保存していたカレーの再加熱は鍋かレンジで行います。
鍋で再加熱する場合は、中火でじっくりと温めましょう。沸騰させると水分が飛んで固くなったり、油分が浮いてくる恐れがあるためです。

レンジで再加熱する場合は、高温で短時間ずつ加熱しましょう。途中でかき混ぜることでムラなく温めることができます。

最後に、状況に応じて味や食感を調整します。冷凍保存や解凍・再加熱をすると、味や食感が変わってしまうことがあります。味が薄くなった場合は、塩やコンソメなどで味付けしましょう。味が濃くなった場合は、水や牛乳などで薄めましょう。食感が柔らかくなった場合は、トッピングやサイドメニューで食感の変化を楽しむことができます。例えば、チーズや卵、ナッツ、サラダなどがおすすめです。

よくある質問1:カレーがザラザラしている時はどうする?

一度冷ましたカレーは肉やカレールーに含まれている脂肪が固まってしまい、食感をザラザラにします。
そのため、しっかり全体に熱が通るように温めることでザラザラ感を軽減することができます。

また、具材にじゃがいもが含まれている場合、デンプン質がザラザラの原因になります。
1日で食べ切れないことがわかっている場合は、最初からじゃがいもを具材として入れないのも一つの手段となります。

よくある質問2:カレーがゼリー状になっている時はどうする?

冷ましたカレーがゼリー状になっている時は、カレーの具材に使用した肉のコラーゲンやゼラチン質が固まったことが原因と考えられます。こちらも再加熱することで問題なく食べられます。

いつものカレーも一工夫加えてワンランク上の美味しさに!

このコラムではカレーの基本的な作り方や調理時によくある疑問への解説から、たくさん作ってしまった時の保存の仕方まで網羅してご紹介しました。

記事内でご紹介した通り、カレーはほんの少し工夫するだけで本格的な仕上がりになるため、ぜひ取り入れやすいポイントから実践してみてくださいね。

なお、この記事ではカレーを作るためのコツをダイジェスト版でお伝えしたに過ぎません。
今後は肉のプロ目線でカレーの作り方や美味しく食べる方法をさらに深掘りしたコラムを公開予定ですので楽しみにしてくださいね!

いつもより贅沢で牛肉の旨みを存分に愉しむカレーが食べたい方は「門崎熟成肉カレー」がおすすめ

ここまで、お家で自炊することを前提にしたカレーのノウハウを余すことなくお伝えしました。

しかし、中にはこんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「仕事が忙しくて、料理になかなか時間を割けないけど美味しいカレーが食べたい!」
「普段は自炊で頑張っているけど、たまには少し贅沢をしてみたい」
「家族と食べる食事は、産地や原材料にこだわったものを選びたい」

そんな方は、門崎が自信を持って開発したカレーをぜひご賞味ください!

門崎とは

岩手県産中心の生産者の顔が見える安心・安全な食材にこだわる
適正な仕入れ・消費を通じて岩手の農業を支え、地方創生の実現を目指す

を理念に掲げ、岩手現地での牛肉を使用した商品開発、関東圏での飲食店の運営まで事業を展開しています。

一言で言えば、牛と本気で向き合っている「肉のプロ」です。

そんな門崎がお届けする「熟成肉カレー」の最大の特徴は、お肉と隠し味にあります。

熟成肉を更においしく食べるために門崎が独自で開発した調味料「牛醤」を隠し味に、
カレー用に厳選した門崎熟成肉(黒毛和牛)の挽肉を、贅沢に内容量の30%も使用しました。

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