オーストラリアのビーフジャーキーは日本持ち込み禁止?没収のリスクと対策法
- カテゴリ
-

「オーストラリア名物のビーフジャーキーを日本へ持ち帰りたい。でも持ち込み禁止という噂もあって不安……」という方へ。
この記事では、実際に持ち込めるのか、没収されるケースはどんなときか、免税店の商品は安全なのかなど、旅行者が疑問に感じるポイントを整理して解説します。後から「知らなかった」とならないよう、ぜひ最後までチェックしてみてください。
オーストラリアのビーフジャーキーは日本持ち込み「原則禁止」の理由
結論からいうと、オーストラリアのビーフジャーキーは基本的に日本へ持ち込めません。
「オーストラリア土産にぴったりな名物なのに」と残念に感じる方も多いでしょう。実は禁止されている理由は、日本の厳しい防疫ルールにあります。
ここでは持ち込みがダメな理由と、旅行者が陥りやすい誤解についてまとめてご紹介します。
動物検疫所のルールとは?(ASF・口蹄疫対策)
日本では、防疫のため「海外からの肉や肉製品の持ち込み」は原則禁止となっています。生肉はもちろん、ビーフジャーキーやソーセージ、サラミなどの加工品までもが対象です。少しでも肉が原料に使われていれば、たとえ真空パック・加熱済みの商品であっても例外ではありません。
ここまで固く禁止されている理由は、植物に重大な被害を与える害虫や病気が海外から侵入するのを防ぐため。また、口蹄疫やアフリカ豚熱(ASF)など、日本で発生していない家畜の病気が“肉製品を介して”持ち込まれることを防ぐのも理由です。実際に海外では、食肉が原因で遠く離れた国に伝染病が広がった事例も報告されています。
そのため、「自分で食べる分だけだから」という理由でも検査証明書がない肉製品は一切持ち込み不可。オーストラリア産ビーフジャーキーも、このルールの対象となります。日本の家畜を守るための措置であることを理解しておきましょう。
参考:肉製品などのおみやげについて(手荷物、国際郵便、宅配便としての持ち込み)
「免税店で買ったから大丈夫」は大きな間違い
「免税店で購入したビーフジャーキーなら大丈夫」と思われがちですが、これは誤解です。
空港で売られているビーフジャーキーであっても、日本向けの“正式な検査証明書”が付いていなければ持ち込みは不可となります。販売員に「日本へ持ち込みできますよ」と言われても、証明書がなければNGなので注意が必要です。
オーストラリアのビーフジャーキーを持ち込みできる「唯一の条件」
オーストラリアのビーフジャーキーを日本に持ち込めるケースは、ひとつだけ。日本向けの「検査証明書(Inspection Certificate)」がパッケージに付いているものに限られます。この証明書がない商品は、量の多少や用途に関わらずすべて持ち込み不可です。
ただし、証明書付きの商品は現地でもほとんど見かけないのが実情。もし運よく見つけても、そのままスーツケースに入れて帰るだけではNGで、日本到着後に必ず動物検疫カウンターで検査を受けなければなりません。検査前に開封してしまうと、証明書付きでも持ち込み不可になるため注意してください。
持ち込みがバレたらどうなる? 知っておくべき没収・罰金のリスク
オーストラリアを含む海外からの肉製品の持ち込みは、日本では“重大な違反”として扱われます。もし禁止品を申告せずに持ち込もうとすると、商品はその場で没収されるだけでなく、家畜伝染病予防法 第52条により、300万円以下の罰金や3年以下の懲役といった重い処罰の対象になることも。
「スーツケースに入れておけばバレないだろう」という考えは非常に危険で、悪質と判断されれば逮捕につながる可能性もあります。旅行の最後に思わぬトラブルを招かないためにも、必ず正しく申告し、ルールに従いましょう。
旅行のお土産は「安全・安心」なものを選ぶのがおすすめ!
オーストラリアには、ビーフジャーキー以外にも日本へ安心して持ち帰れる人気のお土産がたくさんあります。
ここでは、現地で買いやすく、誰に渡しても喜ばれる定番商品をご紹介します。
ビーフジャーキー以外のおすすめオーストラリア土産
・ティムタム(Tim Tam)
オーストラリア土産の定番、国民的チョコビスケット「ティムタム」。
サクサク生地にクリームを挟み、チョコでコーティングしたお菓子です。スーパーで簡単に買えるうえ、味の種類も豊富。オリジナルやダークなど定番はもちろん、オーストラリア限定フレーバーを選べば、お土産感もぐっとアップします。
・マカダミアナッツ
実はマカダミアナッツは、オーストラリア原産の植物です。
ヘルシーな栄養食としても人気があります。塩味やハニーローストのほか、わさび味など変わり種フレーバーもたくさん。会社の同僚や友人などへのばらまき用にも最適です。
・T2のお茶(ティーツー)
メルボルン発の人気ティーブランド「T2」。パッケージの可愛さとフレーバーの豊富さで、お土産として高い人気を誇ります。
紅茶はもちろん、ルイボスティーやハーブティー、ユニークなブレンドティーまで幅広いラインナップが揃っているので、贈る相手の好みやシーンにあわせて選べるでしょう。
肉好きなら「日本で最高級の肉」を取り寄せる選択肢も
海外のジャーキーはリスクが高く、持ち込み規制も厳しいもの。無理に挑戦するより、帰国後に“安全で本当においしい肉”を楽しむのがスマートです。
格之進では、独自の熟成技術で旨みを最大限に引き出した「門崎熟成肉」をはじめ、岩手県産を中心とした国産素材にこだわったハンバーグなど、多彩な肉製品を取り揃えています。品質への安心感と、ひと口で分かる上質な味わいは、旅のあとの最高のご褒美になるはずです。
オンラインショップで気軽に購入できるので、ぜひチェックしてみてください。
持ち込みリスクは徹底回避!帰国後は「格之進」で日本の極上肉を堪能してみては?
オーストラリアのビーフジャーキーは、残念ながら日本へは証明書なしでは持ち込み不可です。罰金などのリスクまで考えると、大切な旅を台無しにしてしまう可能性も。
それでも「美味しい肉を持ち帰りたい!」と思う肉好きのあなたに、格之進は寄り添います。帰国後は、日本の衛生基準で丁寧につくられた熟成肉やハンバーグで、安心・安全に“最高の肉時間”を味わってみてはいかがでしょうか?




ハンバーグ
メンチカツ
塊焼き・塊肉(部位別指定購入可)
ステーキ・骨付き肉
焼肉
すき焼き・しゃぶしゃぶ
白金豚
その他





















