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ハンバーグで地方創生
「オール岩手」にこだわった格之進のハンバーグがつくりだすのは、美味しさだけではなく、雇用や産業といったこれからの地方創生の形です。
オール岩手にこだわって確立する、還元のスタイル
格之進の本社、株式会社門崎がある岩手県一関の人口は、約12万人。
東京から約450kmの、地方の小さな都市です。
広大な土地と豊かな自然。新幹線、高速道路も通り、交通の便も良い土地です。
精密機器企業、製造業なども多くありますが、農業従事者も多く、2016年には、「食と農の景勝地」(食と農林水産業を通じてインバウンドの誘致を図る地域)にも認定されました。
2014年、国を挙げて提言し出したのが“地方創生”。
「東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持すること」
これがテーマです。
格之進の創業は1999年、東京に進出したのが2007年です。
今では岩手県内に3店舗、東京に10店舗の焼肉をメインにしたお店を展開しています。
格之進といえばスライスした薄いお肉ではなく、熟成肉を大きな塊のまま焼き上げるジューシーな“塊焼き“が代名詞ですが、それと同じくらい格之進を支えているのがハンバーグです。
2011年頃から試作を始め、岩手のお肉、岩手の野菜、岩手の塩麹など、オール岩手の食材を使い、余分な物を入れない無添加のハンバーグを作っています。
岩手の店舗と、東京の一部のお店のみでしか食べられなかったハンバーグも、2015年にオンライン販売がスタートし、全国の方達に召し上がっていただけるようになりました。
2018年には、廃校になった小学校の体育館をリノベーションしてハンバーグ工場にし、1日1万個を作り上げています。
最大の消費地である関東に生産拠点を作るのではなく、岩手の地で、岩手の食材を使い、岩手の人が作ることにこだわり、地方の町に産業を創出し、地方の町から東京へ、そして全国へとハンバーグを発送しています。
地方で作り、首都圏で消費することで、生産者へ、そして地方に還元できる地方創生のスタイルを確立しています。
ハンバーグは、岩手の様々な生産者や地元の企業の方の協力を得て作られています。
格之進のハンバーグを作ることは、岩手の生産者を支え、岩手の企業と協業することなのです。
首都圏にいなくても、地方でアクションする、働く、発信する。
格之進のハンバーグは、地方創生の一助となっています。