格之進翡翠冷麺
麺・小山製麺、スープ・浅沼醤油。岩手の事業者と格之進がこだわって作り上げた翠色に輝く美しい翡翠冷麺。焼肉屋・格之進の冷麺が、この夏、満を持して商品化。格之進専属シェフ考案のアレンジレシピも必見です。
コンセプト
心と身体に、
さらに目にも優しい
岩手県奥州市で創業60年超のこだわりの麺作りに定評のある小山製麺と、盛岡に創業して107年を迎えた浅沼醤油。岩手の美味しいもの作りの事業者とお肉で世界平和を目論む格之進がお肉だけではなくて、野菜も一緒に食べてほしい、もっと健康に留意してほしいとの願いを込めて作り上げた夏の麺。翠色の麺とさっぱりとした爽やかな酸味が嬉しいスープが食べる人を、岩手の高原へと誘います。
おいしさの秘密
翠色に輝く翡翠冷麺が
韓国冷麺、盛岡冷麺を超える日
こだわり1
冷麺なのに、麺にスープがしっかり絡む!
さっと茹でた麺をざるにとり、冷水に晒してしばらくほぐしながら冷やす。食べやすくほぐれた麺は、ストレートのスープにごく自然に絡む。韓国冷麺や盛岡冷麺との違いは、この麺の微妙な表面の柔らかさにある。茹でる前は、暗緑色の棒状の無機的な物体でおよそ麺の佇まいではない。だが、沸騰した湯の中で加熱を続けると次第に緩んでいく麺の表面に不規則で細かな凹凸ができ始める。このときに生じるこの凹凸がスープを確実にキャッチする。麺の旨みとスープの旨みが溶け合う。スープの酸味が心地よい。
こだわり2
お肉だけではなくて、野菜も食べてほしいという願い
実はこの翡翠冷麺、格之進創業当初より店舗では登場していた。肉おじさんこと千葉祐士社長は言う。「焼肉店として、お肉を食べたら野菜も食べてほしいと、麺にほうれん草を練り込んだ麺を作ってもらって店で出していました」これは韓国冷麺にも盛岡冷麺にもない発想。さらに、注目すべきはこの両者の麺が硬質で噛み切りにくく、スープと絡みにくいという性質があるのに対して、格之進の翡翠冷麺は先に述べたようにいい感じでスープが絡むうえ、比較的容易に噛み切ることができる。また、韓国冷麺、盛岡冷麺の両者が麺とスープのあまり仲の良くない関係性を意識させないために、 梨やスイカ、牛チャーシュー、白菜キムチなどをトッピングすることで賑やかさを演出することが必要になるのに比べ、格之進の翡翠冷麺はそこまでの手間がかからない。それは麺とスープが良好な関係性を食べ切るまで持続しているからだ。
肉おじさんも
お肉を呼ぶ翠の冷麺でこの夏を乗り切る!
それでもあえて肉おじさんにおすすめを聞いた。「カクテキが合うんです。大根からいい酸味が出るので。酢はスープをさらにまろやかにしてくれます。あと、きゅうり、ゆで卵。ゆで卵の黄身をスープに溶かしていただく。あと、決定的なのはしゃぶしゃぶ肉です」チャーシューとかではなくて?「ええ、しゃぶしゃぶ肉。薄く脂がついた方が美味しいです」そう言えば、何も具をトッピングしないで食べ切った後、口の中に残るスープの酸味と旨味に絡めたい素材のイメージがあった。それはお肉であることには変わりはないのだけれど、チャーシューとかではなくて、例えば、両面を強火でさっと炙った程度のタンのような素材感重視のお肉。麺とスープがお肉を呼んでいた。なるほど、しゃぶしゃぶ肉! お肉の素材感、脂の甘み!この奇跡的なマリアージュを想像しただけでお腹が空いてきた。しゃぶしゃぶ肉をたっぷり載せた格之進の翡翠冷麺でどうぞ猛暑を乗り切ってください。
おいしい食べ方
翡翠冷麺のある生活
コシがありつつも喉ごしがよく、さらにほうれん草を練りこんだ身体への配慮もある「翡翠冷麺」なら、夏中ずっと食べていられそう。定番から洋風、さらに温かくしても美味しい!
冷麺アレンジレシピ
あなたを飽きさせないアレンジレシピを、格之進専属シェフがご提案。今年の夏バテ対策に「冷麺」をご活用ください!
レシピ1|ピリ辛が夏に効く!
冷麺チャプチェ
冷麺 1pc
人参 20g
玉ねぎ 20g
ピーマン 10g
牛肉切り落とし 30g
ゴマ
ごま油
糸唐辛子
醤油 大さじ2
砂糖 大さじ1
コチュジャン 小さじ1
おろしにんにく 小さじ1
おろし生姜 小さじ1
(1)冷麺を半分の長さに切り30秒茹で、冷水でしめる。少量のごま油を全体に絡めておく。
(2)フライパンにゴマ油を引き、野菜を炒める。しんなりしたら一旦取り出す。
(3)同じフライパンにごま油引き、お肉を炒める。お肉の色が変わったら、冷麺と2の野菜、Aを加え汁気が少なくなるまで炒め煮にする。
(4)器に盛って、仕上げにゴマ、糸唐辛子飾る。
レシピ2|洋風アレンジで気分をチェンジ!
トマト冷麺
冷麺 1pc
パプリカ黄 20g
パプリカ赤 20g
ピーマン 10g
胡瓜 20g
紫玉ねぎ 20g
オリーブ油
トマトジュース 100ml
冷麵スープ 1pc
水 100ml
酢 10ml
(1)冷麺を1分茹で、氷水でしめる。
(2)野菜は全部小さな角切りにして混ぜておく。紫玉ねぎはカットした後に10分程水にさらしてから混ぜる。
(3)Aをよく混ぜ、スープを作る。
(4)冷麺、スープ、野菜の順に器に盛る。仕上げにオリーブオイルをかける。
レシピ3|カレーと卵が麺によく絡みます!
まぜそば風冷麺
冷麺 1pc
門崎熟成肉カレー 1pc
卵黄 1個
(1)冷麺を1分茹で、氷水でしめる。
(2)良く水を切り、器に盛る。
(3)カレーを温めずにそのままかける。
(4)仕上げに、中央に卵黄を乗せてできあがり。
レシピ4|こっくり美味しいごま風味
ごまだれ冷麺
冷麺 1pc
胡瓜 20g
豚コマ切れ 60g
ゴマ
練ゴマ(白) 75g
冷麺スープ 1pc
水 75ml
(1)Aを合わせてゴマダレを作る。
(2)胡瓜は千切りに、豚肉はしゃぶしゃぶにして冷やしておく。
(3)冷麺を1分茹で、氷水でしめる。
(4)麺、スープ、具材の順番で器に盛る。
レシピ5|冷たいだけが冷麺じゃない!
温麺
冷麺 1pc
豚肉 50g
白菜 80g
小ねぎ
ゴマ
糸唐辛子
冷麺スープ 1pc
水 200ml
(1)Aを合わせたスープで、白菜と豚肉を煮る。
(2)冷麺を1分茹で、冷水で一旦冷やし、お湯で温め直して器に盛る。
(3)器にスープを注ぎ、具材を盛る。上から小ねぎ、ゴマ、糸唐辛子を飾る。
レシピ6|ちょっと変わった食べ方も!
つけ冷麺
冷麺 1pc
豚肉 50g
しめじ 30g
長ネギ 20g
ゴマ
片栗粉
冷麺スープ 1pc
水 130ml
(1)豚肉、しめじ、長ネギをフライパンで炒める。
(2)Aのスープを加え、少し煮込んだら水溶き片栗粉を入れ、軽くとろみをつける。
(3)冷麺を1分茹で、氷水で一旦冷やし、水を張った器の盛る。
(4)別に小さなどんぶりを用意し、熱々のスープを注ぐ。
レシピ7|こんなスープの楽しみ方も!
卵雑炊
冷麺スープ
卵 1個
小ねぎ
ご飯 180g
冷麺スープ 1pc
水 250ml
(1)Aを合わせてスープを作る。
(2)ご飯を一回水洗いしてざるに上げておく。
(3)鍋でスープを温めご飯をいれる。
(4)ご飯が温まったら溶いた卵を流しいれ、器によそって小ねぎを散らす。